◆永久の戦い:第一話「異世界」◆
2100年…世界は進歩を向かえ、色々な技術が発展していた。。。
その中でも何故か昔の風習を大事にしているひとつの集落があった。
その集落の名前は「風流渓」山奥にひっそりとある遺跡などで有名な土地だった。
今日は10年に一度程度でしか行われない祭典と称した儀式が突如として行われる事になった。。。
どうやら、最近になって今までは極々まれにしか起こらなかった神隠しなる事が頻繁に起こっているようである。
集落の人々は昔から周期的に祭っている神の怒りを鎮めるため、この行事を行うらしい。
勿論、どこからそれを嗅ぎ付けたのか…報道陣も数多く訪れていた。。。
「今年こそは必ず記事になるような事を掴んでやる…!!!」
一人の女性がそこにはいた。。。
彼の名前は「アレックス」とある地方から遥々この集落にきた記者だった。
まぁ…色々あって、その日には祭典は行われない事となり
次の日、報道陣の質問に答えるため、改めて行われることとなった。。。
「全く、、、運がいいんだか悪いんだかわからねぇな…」
アレックスは、そう呟きながら遺跡を回る事にした。。。
「ここが…問題の遺跡か…」
西洋風で、だだっ広い空間。
いくら、ライトで先を照らしても光は遠くに吸い込まれていくばかりだった。
何も考えず兎に角奥の方へと進むアレックス。。。
ふと、アレックスは思った。
「祭典が行われるのはここのハズなのに、どうして灯りがないんだろう?」
《ヒュウウウウ…》
急に辺りが冷え込んできた。。。
何故か意識も遠のいていく…
「クソ…早く戻らなければ…」
ただひたすら出口に向かって走り出すアレックス。。。
彼を光が包み込む。。。
「ハァ‥ハァッ…やっと出れた…」
最初は明かりでの眩しさで、あまり見えなかった目も次第に慣れてきて始めて彼は異変に気付くのだった。。。
「はぁっ!?何処だ?ここは…!?」
《キシャーッ!!!》
雪原に広がる大地、ただ唖然としている彼を何者かが襲った。
白い身体に無数の水色の斑点、赤い鶏冠を持ち一見爬虫類にも見えるソレ…
ただ問題なのはそのサイズだった。。。
「―…ッ!!!!恐竜!?」
結構体格には自信があった彼だったが…、自分自身よりそれは大きいものだった。。。
普段なら逃げ切れるかも知れないが…
先ほど飛び掛られた事により彼の方からは鮮血が滴っていた。。。
「できれば夢だと願いたいもんだか…この痛み、、、間違いなく夢じゃないな…」
彼は目を閉じ死を覚悟したのだった。。。
その時、、、
《ズシャッ…》
彼は自分自身が襲われたのだと思っていた。。。
だが、痛みはない…
閉じていた瞳を開き辺りを見ると…
先ほどの恐竜のような物の死骸と全身銀色の鎧を纏い片手には短剣を、もう一方の手には縦を持つ一人の男がいた。。。
「ったく、実力も無いのに裸討伐なんて真似すんなよな」
銀色の鎧武者はそう言い、ポーチの中から薬を取り出し手当てをするのだった。。。
「ここは…?」
アレックスは質問をしたのだが…そのまま気絶してしまった。。。